1949年北海道札幌市生まれ。1975年東京藝術大学大学院音楽研究科修了。伊達純、松浦豊明に師事。1969年、第38回日本音楽コンクール入選。1971年安宅賞、1973年クロイツァー賞受賞。1977年第17回ロンティボー国際コンクールだい2位大賞。1975年から1979年までドイツ・デトモルト音楽大学とベルリン芸術大学に留学。クラウス・シルデに師事。1978年イタリア・ポジターノにおけるヴィルヘルム・ケンプのベートーヴェン講座を受講。日本、ヨーロッパ各地や中国などで演奏活動を展開。リサイタルをはじめ、NHK交響楽団、東京都交響楽団、札幌交響楽団、ベルリン交響楽団、ドイツ・バッハゾリステンなど国内外のオーケストラと共演、一流演奏家との室内楽などで活躍中。1986年から2005年まで『植田克己ベートーヴェンシリーズ』全27回を開催。ピアノソナタ、変奏曲、室内楽曲、歌曲を網羅したプログラムを演奏した。コンサートのソリスト、国内外のコンクール審査委員を務める。 現在 上野学園大学特任教授。元 東京藝術大学教授、及び音楽学部長。